それでは、早速Blenderの使い方を見て行きましょう!
Blenderを起動すると次の様な画面が表示されます。
中央に表示されたスプラッシュの範囲外をクリックするとスプラッシュを消すことができます。
Blenderの画面は次のパーツで構成されています。
これから最も操作することになる3DViewウィンドウの各パーツを紹介します。
初期設定では英語で表示されているため、日本語化を行いましょう。
まず、InfoウィンドウのFileから、User Preferencesを選択します。
すると、Blender User Preferencesウィンドウが起動するので、Systemタブを開き、International Fontsにチェックを入れます。
International Fontsにチェックを入れると、新しい設定項目が表示されるので、言語から日本語を選択します。また、日本語化したい項目として、Interface, Tooltips, New Dataの3つを選択します。その後、左下の「ユーザ設定の保存」ボタンを押して、設定を保存します。以上で日本語化が完了しました!
Blenderでは、モノを選択する際には右クリックで行います。また、選択されている要素はオレンジ色で表示されます。
カメラやライトを右クリックしてみてください、オレンジ色で表示され、選択されていることが確認できます。
また、オブジェクトを動かしたいときには、右クリックしたままドラッグします。これによって、オブジェクトを移動させることができます。移動先を確定したいときは左クリックします。また、移動をキャンセルしたいときには、右クリックします。
左クリックすることで3Dカーソルを移動させることができます。また「Shift + C」で3Dカーソルを原点に戻すことができますので、合わせて覚えておくとよいでしょう。
Blenderで操作をする上でマウスホイールは非常によく使うボタンになります。上に回すことでズームイン、下に回すことでズームアウト、ホイールをドラッグすることで視点の回転を行うことができます。また、「Shift + ホイールドラッグ」で視点の平行移動を行うことができます。
マウスホイールを押し込めないタイプのマウスの場合は、Blenderオプションでマウスホイールの動作を再現することができます。
ファイル→ユーザ設定と進み、Blenderユーザ設定ウィンドウの入力タブから「3ボタンマウスを再現」にチェックを入れます。これによって、「Alt + マウス左ボタン」でマウスホイールボタンと同じ動作をさせることができます。
テンキーも視点移動の際に多用するツールです。1で正面、3で右面、7で上面に視点を移動させることができます。また、8,2,4,6でそれぞれ上下左右に15度刻みで視点を回転させることができます。その他具体的なテンキーの機能は以下のようになっています。
テンキーが無いキーボードの場合でも、Blenderオプションでテンキーの動作を再現することができます。
ファイル→ユーザ設定と進み、Blenderユーザ設定ウィンドウの入力タブから「テンキーを模倣」にチェックを入れます。これによって、キーボードの数字キーにテンキーと同様の動作をさせることができます。